社会医療法人親仁会みさき病院

認知症医療・リハビリテーション・緩和ケア医療 福岡県大牟田市

医療法人親仁会 みさき病院

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当院の医療について

このページには以下の項目がございます。

認知症(外来、重度デイ、医療療養病棟)

「最近物忘れがひどくなってきたな・・・」
「夜起きてきて外に出て行ってしまう・・・」


 誰でも高齢になってくると「認知症」になってしまうことがあります。
 その物忘れが本当に「認知症」なのか気になる場合、認知症だと思うけどどこに行ったらいいかわからない、などの時には、ぜひ「物忘れ外来」へご相談ください。
 「認知症」に気付くのが早ければ早いほど、対処できるお薬などもあるので、物忘れの進行を遅らせることができるかもしれません。

 また、最近高齢者による運転での交通事故の問題があります。
 

「物忘れがあって運転を止めさせたいけど納得してくれない」
 「免許の更新で引っかかった」                                       

 認知症と診断された場合には、診断書を作成したり、免許返納をお勧めしたりすることをお手伝いします。

 「認知症」になった場合、介護度によってはデイサービスなどの介護サービスを受けられます。
 しかし、怒りっぽいなどの理由でサービスがうまくいかなかった場合でも、当院には「重度認知症デイケア」があります。医療保険で利用するデイケアです。
 利用をお考えの際には、当院の外来までご相談ください。

 様々なサービスを受けながらご自宅で生活したり、あるいは施設入所して生活しておられても、
 「易怒性」「暴言・暴力」「睡眠障害」などの精神症状のために在宅生活や施設での生活が困難となる場合があります。

 外来でお薬の調整などを行って改善することもありますが、難しい場合には入院して治療を行うという選択肢もあります。
 今の生活が精神症状により困難となっているときには、入院についてもご相談ください。(入院期間1~3か月程度、病状により変化あります)

 「 外来受診」及び「重度デイケア利用」等のご相談は、当院外来までご連絡ください



 

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食べない・歩かない!どうすれば・・・

 「最近夫の食欲がありません」
 「母は家でじっとして
(寝て)いる時間が増えました」
 「お隣のご主人は、最近外出が減って挨拶しても返答がなく、奥さんも心配しています」
 「妻は飼っていたペットの死をきっかけに、家事を失敗することが多くなり、ふさぎ込むようになりました」
 「久しぶりに両親の家に行くと、きれい好きだったはずなのに、家の中がゴミだらけで、あまり気にもしていない様子でした」・・・
 
 身近にいる家族や知人の方の、こんな悩みや不安を聞く機会が増えています。しかし、何か異変を感じていても、特にケガや病気をしたわけではないので、どこに・誰に相談してよいかもわからなくて困っている、そんなことはありませんか?
 
ある大学医学部の調査では、「寝たきりや重度の介護が必要になった高齢者の4人に1人は、特にケガや病気をしたわけではないのに、徐々に寝たきりが進行している状態」ともいわれています。
 「寝たきり」は様々なそして、時には思いもよらぬきっかけで起こり得るとても身近な状態です。そして「食べない、歩かない」などはその初期の状態であることもあります。
 
 気になることがありましたら、当院へ一度相談してみてください。
 

リハビリテーション

リハビリテーション外来

詳細はこちらのリハビリの項目をご参照ください。
 

回復期リハビリテーション病棟

対象の方
脳卒中、下肢や脊椎の骨折等の急性期治療が終了した方となります。
発症後あるいは術後数週間から数か月が「回復期」といわれ、この期間に集中的訓練を行って、早期の家庭復帰、社会復帰を目指します。
当院の特徴
 日祝日を含めた365日リハビリテーションができるよう人員を配置しています。
 「カンファレンス」を定期的に開催し、関係職種(医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・医療ソーシャルワーカー、管理栄養士、薬剤師など)とご本人ご家族の意見を基に、ご自宅や住み慣れた地域に戻られるための実施プログラム・退院支援警戒の作成と訓練・支援の実施を行っています。

 認知症の方に対してのチームアプローチ、「生活スタイル」に応じた外出リハビリなども積極的に行っており、必要に応じてご家族や介護者様への介助方法の説明や指導、ご自宅へ帰られる際の住宅改修や環境設定などのアドバイスも行っています。

 大切にしたいことは「患者様やご家族の思い」です。
皆様が少しでも入院前の生活へ近づける、希望される生活が送れるよう、支援させていただきます。

がんリハビリ

 2017年10月より「がんのリハビリテーション」の基準を取得しました。開始後まだ日は浅いのですが、医師・看護師・リハビリセラピストが一体となり、がんを有する方の肉体的・精神的苦痛の軽減に向けて日々取り組んでいます。
 
がんを有するに対し、その方の回復力を高め、残存能力の維持・向上を図り、以前の生活へ戻れるように支援することで、特に一人一人の生活の質を大切にするという考えに基づいて行われます。
 大まかなには「がんによる機能障害を予防する目的に実施する予防的リハビリテーション」、「機能障害や筋力・体力の低下がみられる方に対して最大限の機能回復を図る回復的リハビリテーション」、「がんが増大・転移し身体における機能障害が進行しつつある方に対して維持・改善を図る緩和的リハビリテーション」に分けられます。
   

生活期・維持期リハビリ

 亜急性期・回復期の治療を終え、まだ十分に病気が治癒していない方や一人暮らしの為、在宅復帰が不安な方への退院支援を切れ目なく行っていきたいとの思いから、当院では生活期・維持期リハビリを実施しています。「障害者病棟(西病棟)」「医療療養病棟(東病棟)」共に安定したリハビリテーションの提供を目指しています。
 また入院という特殊な環境におられる患者様に、季節の移り変わりを感じていただくため、風物詩を取り入れた月行事を年間を通じて行うなど、病棟での生活自体に積極的にかかわっています。
 
【西病棟】:離床への積極的な取り組みを進めています。
 離床は意識障害の改善、関節が固まってしまうことや床ずれを防ぐ等の二次障害の予防にとどまらず、日常的に離床を実施することで、本人の主体性が促され、その方にとっての生活の質の向上とともに身体機能や精神機能にも良い影響を与えることが実証されています。主に寝たきりの方を対象としており、離床に伴う急な血圧の低下や意識の混濁ということが起こり得るため、常時看護師とリハビリセラピストが寄り添い対応しています。

【東病棟】:主に認知症の周辺症状により在宅復帰が困難な患者様を対象に、医師・病棟スタッフと連携し、患者様一人一人に適した医療、リハビリテーションの実現を目標にしたカンファレンスを週に一度開催しており、その結果を基に患者様への精神面のケア及び病棟内での環境の調整を行うことで、症状の軽減を図り在宅復帰へとつなげています。
また、作業療法士や言語聴覚士を中心に週3回のレクリエーションを実施しており、体操や歌、脳トレーニング、創作活動などを通じ、他者との交流を促すとともに、身体機能及び認知機能の維持・向上に努めています。
   

訪問リハビリ

 当院では、2017年11月より訪問リハビリを始めました。
訪問リハビリでは、定期的にリハビリの専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が直接ご自宅に訪問し、身体状況に合わせて運動機能練習や日常生活動作練習を行なっていきます。また福祉用具の検討や住宅改修の助言、介助方法の相談・指導の実施やご自宅・周辺の環境に合わせた生活支援も行なっていきます。

 当院では主に退院される際に身体機能や日常生活動作能力の低下に不安がある方に対し、短期集中的に訪問リハビリを提供させていただき、退院後安定した在宅生活が送れるよう支援していきます。また長期の訪問が必要な場合や訪問エリア以外の地域でも、同法人である、訪問看護ステーションとも密に連携をとり、利用者様1人1人に合わせて在宅生活を支援します。

*対象
 介護保険をお持ちの方(要支援・要介護1〜5)
 また、介護保険の認定を受けていない方も医療保険での訪問が可能です。まずはかかりつけ医等にご相談ください。

*訪問エリア
大牟田市北部、みやま市、熊本県南関町

緩和ケア、看取り

 当院では2014年から緩和ケアチームを発足し、がんによる症状はもちろんのこと、非がん疾患の終末期における悩みに対処しています。

 『がんは不治の病』と言われた時代から、色々な治療法が開発され、今やがんは治る時代。
 しかし、その治療の中ではいろいろな合併症や副作用、そしてがんそのものの症状(痛み、倦怠感など)など、様々な悩みがあると思います。
 がんそのものに対する治療法がなくなってからではなく、診断されたその時から緩和ケアを行うことで、楽に過ごせるだけでなく、治療効果も上がると言われています。
 また、がんだけでなく心不全や神経難病などの非がん疾患に対しても、緩和ケアを導入することでメリットが大きいと言われています。

 病気があっても「自宅で最期まで過ごしたい」「慣れた施設で過ごしたい」「安心できる病院に入院したい」といったそれぞれの患者さまのニーズにお応えできるよう、当院では外来通院から入院治療、24時間365日対応の訪問診療も行っておりますので、まずはご相談ください。

 なお、当院は緩和医療学会認定研修施設です。専攻医の募集も行っておりますので是非お問い合わせください。


みさき病院緩和医療専門研修プログラム

 

在宅診療(在宅療養支援病院)

往診2
  在宅医療を大別すると「訪問診療」「往診」とに分けられます。

①「訪問診療」:患者が平穏に療養生活を送れるよう、ご本人やご家族と話し合い同意の
        上、あらかじめ立てた診療計画のもと、定期的、且つ、計画的に居宅へ
        訪問し、診療、治療、薬の処方、療養上の相談、指導等を行うもので
        す。
②「往  診」:急変時などに通院できない患者や家族の要望を受けて、その都度(不定期
        に)行う診療です。
 
  いずれも、自宅及び自宅とみなされる施設(居宅)へお伺いして診療を行います。
  当院では、医師、看護師の在宅診療のほか、セラピストによる訪問リハビリテーションも実施しています。
  気になることやお困りの点がございましたら、まずは病院職員へお尋ねください。
 

皮膚科診療

2019年3月より皮膚科診療を再開いたしました。
外来診療のほかに、入院患者様の対応も行います。

入院患者様については、皮膚の観察をきちんと行い、
皮膚疾患の早期発見、早期治療に努めています。
また、定期的な褥瘡(床ずれ)回診を行い、病院全体で
「褥瘡発生0(ゼロ)」
を目指しています。
 

無料低額診療事業

 無料低額診療事業は社会福祉法にもとづく事業です。
 憲法25条が「すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と定めているように、医療を受けることもすべての人に保障された権利です。
生活が苦しいときに、無料または低額で診療を受けることができます。

例えば・・・
 ・保険証がない
 ・職を失って一時的に収入が減っている
 ・病気や障がいで働けない
 ・収入が少なく医療費が払えない
 ・ホームレスのかた

 相談の内容にもよりますが、該当する方は生活保護基準における収入の1.5倍未満の方です。収入を確認するために、医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が面接を行い、収入を確認する資料を提出して頂きます。
 適用になれば一定期間の医療費が無料または低額で医療を受けることができます。適用にならない場合でも、一緒によりよい生活を送れるよう、打開の道を探せるよう相談に応じます。
 お電話や受付で気軽に「無料低額診療の相談」とお申し出ください。
 一日でも早く受診して、一緒に治療を始めましょう。
 

地域連携

みさき連携室
地域連携室では、当院の基本理念である「人権を尊重した良質な医療と介護・福祉を目指し、安心して住み続けられるまちづくり」に基づき、医療機関や福祉事務所・行政などからの患者様のご紹介やお問い合わせの窓口としての業務を行っています。

さらに、受診・入院のご相談、入院患者様の退院や転院に関するお手伝いなどを通し、患者様へのより良い医療提供を目指しています。

〒836-0002 福岡県大牟田市大字岬1230
電話:0944-54-0111(代)
FAX:0944-54-0109(代)
休診日:日曜祝日

社会医療法人親仁会
みさき病院

電話
0944-54-0111
FAX
0944-54-0109
所在地
福岡県大牟田市岬1230
休診日
日曜祝日
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診療
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